学術分野マップ

ちば産学官連携プラットフォームの取り組みを推進するために、以下の3つの学術分野マップを作成しました。

(1)少子化・高齢化が進展する中で「くらし」の幸せに関わる人材育成分野

千葉市及び市原市内の大学・短期大学が有する学部学科を確認すると、「少子化・高齢化が進展する中で「くらし」の幸せに関わる人材育成分野」が大きな特色となります。福祉、教育、医療、看護等の専門職の養成において、大学・短期大学間の連携を進めていくことで、各大学・短期大学の教育の質を高めるとともに、少子化、超高齢社会における地域の課題解決に大きく貢献できると考えます。

(2)社会科学・人文科学系分野の人材育成分野

社会科学系では、千葉市及び市原市内の大学・短期大学全体で経済学、経営学、政策学の各分野の学部学科が幅広く設置されていることがわかります。また淑徳大学コミュニティ政策学部は、旧人間社会学科からの改組であり、この点で「社会学」の分野もカバーすることが可能です。一方、法学部を設置する私立大学・短期大学は無く、この点は弱みであると言えます。また国際、語学、教養、文学、心理などの分野の学部学科については、各大学が学部学科を有しており、各大学・短期大学が連携を図ることで、地域における人文・社会科学系の「総合大学」として、公務員、民間企業への就職等を通じて地域に貢献し得る人材を養成することができると考えます。また千葉市内で唯一の通信制大学である放送大学が提供する 350 以上の教養科目との連携をすることで、基盤教育のみならず、社会科学、人文科学の学びをより深めることが可能になります。

(3)AI、IoT、ロボット等の技術イノベーションに関わる分野

ちば産学官連携プラットフォームに参加する大学・短期大学は、千葉市内に理工学系の学部学科を設置しておらず、この点が「弱み」となっています。今後、少子化・高齢化が進展する中で「くらし」の幸せに関わる人材育成分野、社会科学・人文科学系の人材育成分野においても、将来の職業を考えたときに、AI、IoT、ロボット技術等の技術イノベーションに対する知識を修得することも有益であると考えます。また、このような「文理融合型」の学びを展開していくことが高等教育機関の魅力にもつながる可能性があります。